平成15年度に「三重ブランド」として認定されました。
弊社は平成15年度に三重ブランド認定品「伊勢茶」で初めて認定された事業者です。三重ブランド認定制度は、県内の自然・伝統など地域の特性を生かした生産物のなかから特に優れた産品とその生産者をセットで三重県知事が認定するものです。
その後も三重県茶業会議所と共に、消費者の信頼に応えるため、安全安心な伊勢茶づくり運動を推進しており、生産履歴の記帳や製茶工場の衛生管理などの安全安心対策、伊勢茶のブランド化に取り組んでいます。
【三重ブランド 】https://www.miebrand.jp/
認定番号:第0306018号
良質なお茶づくりの為に。土づくりと有機JASへの取り組み。
当社のこだわりとして化学肥料の使用は極力控え、有機肥料主体の土づくりを行っています。
また、定期的に茶の木の間を耕して新鮮な空気を混ぜ込む事も大切です。
こういった管理によりミミズや微生物の多い土が出来上がり、葉肉が厚く、旨味の多い茶葉を生産する事を心掛けています。
当社では通常栽培で作られた茶葉以外に、無農薬栽培の茶葉を契約農家から仕入れて加工・販売も行っています。
有機栽培の茶葉を取り扱う為には、通常のお茶を生産する時よりも一層厳しい有機加工食品に関する日本農業規格(JAS規格)の生産基準を満たす必要があり、当社では平成16年に有機商品の加工・販売の認定(有機農産物加工食品)を受けました。
伝統と最新機械の融合。
当社は中南勢地区の伊勢茶の会社としては先駆けて自社工場の拡充と設備投資に力を入れ、より高い品質の伊勢茶を常に安定して供給できる体制を実現しています。
製茶技術の研究から品質管理・配送までをここで責任をもって一括管理しています。探求心を忘れず、変化をいとわず、常により良いものを求めて、徹底した衛生管理で確かな品質と安全・安心を守ります。
お茶が製品になるまでの工程
お茶づくりは大きく2段階に分けて行います。1段階目は摘み取ったばかりの葉を荒茶と呼ばれる一次加工品にする荒茶工程、そして、荒茶をさらに乾燥させ、選別したりブレンドしたりして製品に整えるのが2段階目の仕上げの工程です。
荒茶工程
4月の下旬から新芽の茶摘みが行われ、収穫した生茶葉で一年分の荒茶を製造します。
【茶摘み】毎年4月下旬〜5月上旬に手摘みや茶摘機などで茶葉を摘み取る。
【蒸し】酸化を止めるために蒸す。※蒸す時間を長くしたものが深蒸し茶になります。
【冷却】急激に冷やし、水分を取る。
【葉打・粗揉】軽く揉みながら、さらに水分を減らす。
【揉捻】揉み続けながら水分のムラをなくす。
【中捻】軽く揉みながら乾燥させ、水分を均一に除き、機械の揉み手で茶葉をよる。
【精捻】熱と力を加えて茶葉の形を整える。
【乾燥】熱風をあて乾燥させる。茶葉の水分含有量(約 10~13%)を、5%程度にまで下げる。
仕上げ工程
4月下旬〜5月上旬頃に作った荒茶を最終製品に仕上げる工程です。できたばかりの荒茶を再製工場へすぐに回し、仕上げたものが新茶です。
新茶として売り出す以外の分は、一旦、一定に温度調節した大型冷蔵庫に保管します。そして、風味の変わらない美味しいお茶を一年中お楽しみいただけるよう、必要な量だけ、都度、再製工場で仕上げます。
【選別】仕上機で荒茶をふるい分け、形を整えたり、粉や茎などの部分を選り分ける。
【火入れ】火を入れて香りをつける。
【合組】商品に合わせて茶葉をブレンドする。
【検査・包装】合組機から取り出されたお茶は計量された後、品質検査を経て包装される。
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